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義烏マーケットとは
■義烏マーケット(義烏小商品市場)
義烏小商品市場は通称福田市場と言わる義烏市にあるメインの卸売り市場で、幕張やインテックス大阪のような常設ブースが約6万軒ある世界最大の日用雑貨卸し売り市場で、170 万種 類以上の商品が扱われています。東京ドーム30 個分の広さがあり、5 回の引越し10回の増設が行われました。義烏小商品市場は「義烏国際商貿城」・「篁園市場」・「賓王市場」という3つの大きなマーケットと、これらのマーケットの周辺に配置されている数多くの専門街に構成され、家電製品、玩具、化粧品、手工芸品、衣料品、寝具、革製品、家具、文房具、ニット製品など手に入らないものはないと言われています。2011年にはさらに国際商小商品城10000軒のテナントが増設される予定です(国際商小商品城)。
1区は主にアクセサリー、玩具、装飾、2区、什器、雑貨、3区、家電製品、4区、化粧品、スポーツ用品、5区、衣類などの別れています。通常1区から5区まで、昇り降りせず、直線で歩くだけで約4時間かかります。市場基本的に卸売市場で小売りはしませんが、交渉によりサンプルの販売は可能です。価格は日本国内の販売されている価格の1/10〜1/5ぐらいと考えてください。例えば、日本で600〜1000円ぐらいで売られているネクタイは80円〜120円ぐらいで販売されています。最低仕入れドットは、最低12個、50個など様々ですが、価格の安い例えば1本5円のボールペンなどは最低1万本の購入が必要となります。1週間いても見きれない程の店舗数ですが、たいていのお客様は2日間、市場を歩くと歩けなくなる程、疲れるようです。
福田市場で商品を仕入れ、日本のネットショップなどで販売し、月100万円以上稼ぐ若者なども多く出て来ており、チャンスの市場と言われていますが、後進国への輸出が多く不良品などのリスクもあります。注文した商品が、ほぼ完璧な商品である日本の感覚は通用せず、検品を弊社に依頼されることをお薦めします。
福田市場の大きさを実際に見られると衝撃を受けると同時に、値段にも驚嘆することは間違いないでしょう。市場内は平均5階建てとなっており、昇り降りも多いので、軽装、運動靴などでの視察をお薦めします。市場は年中無休。営業時間は午前10時から午後5時ぐらいです。また、まず、福田市場を見た皆様には、弊社にお気軽にご要望をご相談頂き、工場見学に行き、徐々に工場との直接取引を充実させていかれることをお薦め致します。また、市場内は、日本語はもちろん、英語も話せない人も多いので、弊社に中国語のガイドアテンドをご用命頂くことをお薦め致します。ガイドアテンドが、購入交渉から商品の受け取り、検品、輸出手続きまで一貫したサービスを提供させて頂きます。
1985年から約20年間で2800倍という奇跡のGDP成長を遂げた義烏の中核施設がこの福田市場です。また、福田市場を運営する中国小商品城集団は上海株式市場に上場し、安定した株価の上昇を続けています。弊社では、この中国小商品城集団株式会社とも密接な関係を持ち、日本の顧客の皆様に様々なサービスを提供しております。まずは、この福田市場に視察に行かれることを心からご提案させて頂きます。
■義烏国際商貿城
「義烏国際商貿城」(一期)は2002年10月に国際的需要を意識して建設された市場で、投資総額7億人民元、建築面積34万平方メートル、4階建ての巨大な市場です。1階に造花 玩具類、2階にはアクセサリー全般 装飾関係、3階には工芸品、4階には工場直営店が入居しています。その他の市場も同様で、取り扱い品目によって店舗が集められています。
商品のジャンルは幅広く、小物や雑貨からおもちゃ、ぬいぐるみ、アクセサリー、メガネ、靴、鞄、靴下、下着、手袋、アパレル、衣料小物、タオル、家具、工芸品、電子製品、工具、金物等々、とにかく義烏では中国で生産されるあらゆる生活雑貨や日用雑貨が手に入ると考えて間違いはありません。
また、いずれの市場も非常に大きく店舗数も多いため、各市場の各ブースを一つ一つ丹念に見て回るだけで、十数日はたっぷりかかると言われています。
■義烏家具市場
■義烏物資市場
アルミ製品、衣類材料、セラミックス、建材、石、装飾材料を扱う市場です。
■義烏の情報化
義烏小商品市場は独自の情報ネットワークを持ち、「中国小商品網」というホームページは50,000余りの情報を収集し、「小商品世界報」という情報紙は全国5,000個所の市場へ発送していますし、各ブースにはインターネット回線が引かれており、電子商取引にも備えています。
中国義烏小商品網:http://ywbb.com/
■義烏の貿易
国際貿易に力を入れ始めた義烏では、この数年間輸出が急増しており、2005年、世界180ヶ所以上の国と地域に向けた輸出総額は前年比19%増の11億7000万ドルに達しています。このうち対日輸出高は前年比4.25%増の2858万米ドルで、主な輸出商品はアパレル、服装、スポーツ用品、おもちゃなどです。
現在義烏市内には外国企業のオフィスが約580ヶ所あり、韓国をはじめとする東南アジア諸国や中東などから約8000人の駐在員が常駐しています。日本企業は十数社ぐらい進出していますが基本的に大阪系です。
■中国義烏国際小商品博覧会
義烏では1995年より年一回「中国義烏国際小商品博覧会」を開催しています。当初はローカルな展示会であったものが2002年には中国対外経済貿易部、浙江省人民政府等が主催する国際的な展示会に昇格しました。その規模は回を追うごとに大きくなり、取引額が増加し続けているのみならず扱われる商品の品質も向上しています。
■義烏の夜市
義烏市市内中心部の香港街では毎日、夜店が開催され、福田市場で働く若者などが買物に訪れます。
夜市では各国の人が訪れています。
■その他
その他、義烏には建材市場、カー用品市場、アクセサリー部品市場、書籍市場などがあります。
■義烏市場への企業誘致
「義烏国際商貿城」は現在、第3期が完成し、そこには、世界中の卸売企業がはいる計画になっています。
当社では、義烏市と協力し、この第3期義烏国際商貿城への日本の企業誘致も行っております。
■さらに詳しく義烏についてお知りになりたい方はこちらもご覧ください。
AiO義烏支店からのライブ情報!義烏の魅力的な商品や現地のイベント情報、最近の中国事情等が満載です