輸出還付税率調整、値上がり懸念で注文増

7月1日より「財政部、国家税務総局による一部商品の輸出還付税率の引き下げに関する通達」の施行を受け、義烏にある外国人バイヤーと国際貿易会社は輸出還付税の引き下げによる商品値上がりを懸念しており、それまでに仕入れ量と仕入れ金額を大幅に拡大させようとしている。
義烏マーケットの運営・管理を手がける義烏小商品城集団有限公司の統計によると、マーケット全体における6月1日から20日までの成約高は前年同期より3割ほど増加し、うち海外貿易高の伸びが最も著しいという。
マーケットの経営者では、受注増加で喜ぶどころか、短期間に増加した受注量は下半期のオーダーに取って代わるもので、大口注文だからといって、さらに値下げ要求されたり、工場の生産が追い付かなかったりするようなことで悩まされている。

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